府中から

20何年か前、結婚して初めて府中に来たとき
驚いたことのひとつが
大きな通りを歩いている人がいないことです。
一体、人はどこにいるんだろう？

そう、人々は大通りではなく緑道を使っていたのです。
線路や水路の後を使うなどして
市内には緑道があちこと走っています。

そしてそこには人だけでなく
自転車も走っていました。

先日、長男坊が友人に｢府中に来たら自転車いっぱいですごいね｣と言われたそう。
駅周辺はちょこりんに堂々と止められるから
目立つのかもしれません。
でもそういうなら｢荻窪｣あたりは昔、路上に違反でたっくさんとめてあった記憶がありましたが、
今はそうでもないんでしょうか？

｢荻窪｣といえば少し前に知ったのですが
杉並には道路に自転車専用レーンがあるところがあるらしい。
やっぱり自転車利用者が多いのでしょう。
府中は専用レーンの代わりに緑道がありますから。

多摩川沿いにはサイクリングのできる｢かぜのみち」があります。
でも最近では人との接触事故も少なくないような話を聞きます。
結構スピードが出せるので
本格的な自転車のりには魅力的なんでしょうが
歩いている人が一番、その次が自転車です。

10年位前に
我が家の前の多摩川の土手で
オフロードの練習用に勝手に作られたコースっぽいものがあって
しょっちゅうバイクがいました。
そこを使って近所の小学生女子が何人かで自転車オフロードをやってました。
バイクのうちの誰かが怪我をして
いつも間にかコースもなくなってしまいましたが
そんな川っぺりの活用方法もありかなと思います。

この季節、市内を自転車で走ると
花の色々な良い香りがしてきます。
これも自転車で走る楽しみの一つですよね。